文化塾「時代は開くことになりました!」が遂にスタート

皆さん、こんにちは。

第二回エハン塾文化編(7/30)から早いもので一ヵ月以上!その後、僕は軽井沢のカクイチ研究所SPIRAで開催されたエハン塾番外編「人生の暗号を、ことばと音楽で解く」(8/21)でも、エハンさんとご一緒させてもらいました。今回はこの二つの催しをまとめて、簡単にご報告させていただくと共に、今後の企画についても、お知らせいたします。


◆第二回エハン塾文化編「時代は開くことになりました!」(7/30)のご報告

※この日の、ミニ・コンサートを除く2講義分の映像記録(3時間16分程あります)は、YouTubeで公開しております。内容にご興味のある方・お時間のある方は、是非ご参照下さい。

「蝶が見ている世界」「鳥が聴いている世界」…虫や動物たちの、視覚と聴覚によって作られる「世界像」の話でスタートした、今回の文化編。最初のテーマは「客観的な世界など無い・ただ一つの現実など無い」ということでした。全ての人が共有する、唯一絶対的な「現実」が存在するかのような思い込みは、僕たちの知覚・発想・思考・行動を、知らず知らずのうちに制限し、阻害しています。

「思い込みを観察する」ことも、今回のテーマの一つでした。世界に対する思い込み、知覚に関する思い込み、自分に対する思い込み、社会に対する思い込み、歴史に関する思い込み、関係における思い込み、仕事に関する思い込み、男女に関する思い込み…僕たちの内にある思い込みは、挙げだしたらキリがありません。

思い込みが少ない人と、多い人では、瞬間的に知覚する情報量が異なり、感知する能力の高い人と、低い人では、瞬間的に見えているもの・味わっているものが、大きく異なります。同じ場所に立っていても、(比喩やたとえ話ではなく)両者は、全く「別の世界の中を生きている」のです。

思い込みを捨ててゆくことは、感知する能力を高めてゆくことでもあり、自分を開いてゆくことでもあります。自分自身を「ひらく」ことによって、世界はより感知され、それによって自分自身の世界が「ひろがり」、そしてそれによって、様々な人の世界は互いに重なってゆくのです。

その第一歩として、僕は「普段使っている言葉や言い回し」について、知ること・見直すことをおすすめしています。普段の何気ない言葉や言い回しは、知らず知らずのうちに僕たちの思考を形作り、行動を左右しています。自分たちが使っているものから自由にならずして、自由になることはありません。使っているものについて知り、「使い方を変えてみる」「意識して使ってみる」ことは、自分自身や身の周りの関係を、生まれ変わらせる、最も強力でスピーディーな方法です。それは「日常生活の中で、常にスイッチを入れることができる方法」だからです。

そこで今回は、「感じる」「分かる」「信じる」「祈る」などの言葉についても触れました。「信じる・信じない」や「自信がある・ない」といった言葉表現は、認識や思考のレベルが上がると「使う必要が消えてしまう言葉表現」です。また、「分かる」という言葉は、日常的に頻度が高い一方で、使う度に思考に罠を生じさせてしまう危うさを持つ言葉。この2つの言葉・表現を、できるだけ日常の中で「使わないようにしてみる」というメソッドを、紹介しました。使わないようにすることで、ひろがる認識というものがあるのです。

今回の文化編、2講義ながら様々な話題に及ぶ会になりました。動植物の世界、言葉の使い方の罠、古代の人々の地の世界の捉え方、世間ではよく知られる言葉「足るを知る」を知覚的側面から考察した解説、より感じるためのメソッドなどは、皆さん特に関心が深かったようです。講演後のミニ・コンサートでは、最後全員で輪になってダンス。その後の親睦会では、参加された方々の間で話が尽きませんでした。


◆番外編「人生の暗号を、ことばと音楽で解く」(8/21)のご報告

※番外編(4講義)の方は記録のみで、映像公開などはされてはおりません。

文化編では、「音楽」そのものについて、あまり直接的には触れてこなかったので、この番外編では特に音楽に焦点を当てて欲しい、という要望がありました。しかし、音楽について語ることは、そのまま人類の歴史や文化について語ることでもあります。受講された皆さんの、音楽に対するイメージやご経験などについて、様々な角度からコメントをさせてもらったら、限定10名の講座ながら、一個目の講義がこれだけで終わってしまいました。

音楽という言葉は、元々「ミュージックという言葉とは異なる意味」であったにも関わらず、明治以降に訳語として当てはめられ、使われるようになった言葉です。この「音を楽しむ」と書く字面によって、どれほど多くの人々が、音楽に対して誤解を抱いてしまったことでしょう。

この国では大半の人々が、「商業」と「教育」を通して「音楽」に出会います。そこで「教えられたもの・接したもの・知ったもの」だけを、人々は「音楽だと思い込んで」しまいます。音楽文化は、商業主義や現代の教育などが登場する、はるか昔から人類と共に在ったにも関わらず、音楽文化というものが「そもそもどういうものであったのか」、学校で教えられることもなければ、メディアでとりあげられることもありません。音楽や楽器が、人間や社会の「何を映し出して来たか」ということについても、学校で教えられることは、ほとんどないのです。そのため現代社会に生きる人々は、「音楽という文化から、何も読み取れなくなっています」。読み取ることができないということは、そのまま、「文化力を喪失した(ただの消費者になった)」ことを意味します。

楽器の作り方や発達の仕方、合奏の仕方、音楽の記録や記載の仕方…それらは、それぞれの時代背景や環境を、そのまま如実に映し出します。「人と人の関わりの中で、何が優先されてきたか」「その時代、どのような社会が築かれていたか」「人々は世界を、どのように感じていたのか」が、そこから見えてくるのです。2個目の講義からは、おそらく受講された方の多くが、「音楽についての講義」とは思わないで(たとえば人類の歴史や心理学・社会学などのようなイメージでもって)、話を聞いておられたと思います。

「表現と表出の違い」「身体と音楽のつながり」についての話は、受講された方々が最も関心を示された話題でもあったため、3個目4個目の講義で、特に時間を割くことになりました。これらは「自分とは何か」「どのようにして人間は、自分を知っていくのか」「人と、どのように関われば、幸せを感じることができるのか」ということに関する話でもあったからです。「合わせることの本質」、「多くの日本人が抱いている、合奏に関する大きな誤解」についての話と共に、今後文化編・その他の企画の中でも、度々触れることになるのではないかと思います。

4講義(朝10時半~17時)というボリュームの長丁場の講義を、(間に少し演奏をはさみはしたものの)皆さんよく最後まで熱心に聞いて下さったものだと思います。音楽の経験のある・なしに関わらず、多くの方が、音楽について知ることよりも、今回のテーマでもあった「音楽的に生きる」ことに、強い興味を抱かれたことが感じられました。今回のような内容にご興味のある方は是非、次回テトラーダ企画の際に、ご参加下さい。

◆今後のTETRADA(テトラーダ)企画「文化塾“時代は開くことになりました!」についての、ご報告

第二回エハン塾文化編は、京都・京北を拠点とするネットワーク「TETRADA (テトラーダ)」が、カクイチ研究所やエハンさんと共に企画しました。「TETRADA」は、正四面体を表す「Tetrahedron」を動詞化するようにして作られた造語で、様々なエネルギーの「関係性」を象徴しています。余談ながら、「DA」を付けると、南米の山岳地域の音楽の言い方で、正四面体を楽器に見立てて大合奏をするようなイメージにもなります。

2016年年内はエハンさんがかなりお忙しいのですが、一方で、大きな時代の変化を迎え、よりスピーディーに情報や知識・知恵を共有し、問題意識を持つ人々や関心・好奇心を持つ人々がより頻繁に出会い、対話し、意識改革・気付き・学びの場を互いに提供し合うことの重要性は、以前にも増して高まって来ています。そこでTETRADA(テトラーダ)が、この文化編の内容を更に掘り下げる形で、講座や対談・ワークショップなどを、今後京都を中心に、コンスタントに企画していくことになりました!

本家カクイチ研究所エハン塾やアーシング体験セミナー等で、八面六臂のエハンさんが参加できない回も多々ありますので、タイトルをエハン塾文化編「時代はひらくことになりました!」から、文化塾「時代は開くことになりました!」に変更し、今後皆さんに情報を提供していきたいと思います。ご期待下さい!
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プロフィール

きしもとタロー

Author:きしもとタロー
『時代は開くことになりました!』

このユニークな文化塾は、著述家で冒険家・意識研究家であるエハン・デラヴィと、音楽家で文化・意識に関する広範囲な研究を続けてきたきしもとタローの対談企画「エハン塾文化編」として、カクイチ研究所の協力のもと2016年春に京都でスタートしました。

2016年秋からは、京都・京北を拠点とするネットワークTETRADA(テトラーダ)の企画により、日常生活の洞察と互いの心・精神の成長、新しい社会の在り方と人間の創造性をテーマに、学びの場・出会いと対話の場として、改めてスタート…もちろん、エハン塾文化編もその一環に含まれる予定です。

尚、当ブログは、きしもとタローが執筆担当しております。イベント開催情報などはFacebookページの方も是非ご参照下さい。

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